日常の暮らしや地域の人たちに、必要欠くことの出来ない仕事と判断された美容業。コロナ禍でも自粛要請されず、ここまで来た美容業。それが良かったか、重荷だったかは、意見が分かれる所でしょうが、それぞれが自主的な休業や時短を決め、懸命な感染対策を行いながら乗り越えてきたのが現実です。誰もが、こんな一年になるとは予想しなかった2020年も残り僅かです。皆さんにとって、どんな一年だったのでしょう。第三波の足音が聞こえる中、悠長に振り返っている場合ではないかも知れませんが、今こそ立ち止まり、考えてみる時だと思います。

大変な状況にあっても、ずっと続けてきた事は何ですか?これを機会に止めたことは何でしたか?誰も正解が解らない中で、迷いながらも自分で判断しながら進んできました。上手くいった事も、失敗だった事も、あったと思います。その全ては、自分の判断基準で行った筈です。そして、これからどうしますか?

この状況は、これから先も続くのかも知れません。更に厳しい状況になるのかも知れません。いずれにしても、この先には必ず未来はきます。コロナが奪ったのは未来ではなく、未来を描き出す想像力だけです。想像する力、未来を創りだす力は、貴方の原点です。貴方が大切にしている事です。10年後の貴方は、どんな人たちと、どんな環境で、どんな仕事をしていますか?その原点に気付けば、貴方はきっとその未来にたどり着きます。未来を輝かせるのは自分です。なりたい姿、やりたい仕事をしっかり描き未来に歩んでいきましょう。